スケルトンリフォームとは
室内を一度スケルトン(骨組)の状態にし、天井・壁・床の下地から、給排水・ガスなど配管に至るまで全面的にリフォームすることを指します。部屋中の壁・天井・床・キッチンやユニットバスなどの設備機器も全て取り払い、コンクリートむき出しスケルトン状態から始めるため、間取りがより自由に変えられる上、断熱性の向上や、老朽化した配管・配線も取り替えることが出来ます。
建物の老朽化にともない、配管・配線等も古くなり
水漏れや漏電なども招く恐れがありますので、交換をする必要があります。
窓断熱(開口部の断熱)
窓断熱リフォームは手軽にでき、効果が大きいのが特徴です。冷暖房による室内の熱を外に伝えにくく、冷暖房コストを大幅に節約します。また結露の発生を抑えカビやダニの発生を低減させるので、お掃除も楽になります。
熱が一番出入りするのは「窓」
冬の暖房時に家から逃げる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは約半分。夏の冷房時に家全体に入ってくる熱のうち窓やドアの開口部を通るものは7割以上になります。冷暖房の無駄を省き、効率よく利用するためには窓対策が重要です。
壁断熱 壁は外部と広く接している為、断熱することで安定した効果が得られます。断熱効果のある外壁材を今ある外壁の上から張ったり、壁内に断熱材を埋め込むなどさまざまな方法で断熱できます。 |
屋根・天井断熱 床からの冷気をカットして底冷えを防止します。また湿気の発生を抑えシロアリやカビ対策にも効果があります。 |
床断熱 外部との熱の移動を遮るので、冷暖房が効きやすくなり、夏は涼しく、冬は暖かさを実感できます。家計にも環境にもやさしいエコリフォームです。 |
音に対する感覚は、人それぞれで差があります。
車の騒音などの環境騒音を押さえ、快適な生活を守ります。
壁・床・天井を撤去してコンクリート躯体だけの状況 (スケルトン)にします。
配線・配管を新たに引いていきます。
間仕切りの下地をおこす。
下地の上に耐火性のあるボードを張り、壁を形成。
コンクリートの床に下地材を張り、仕上げのフロアを貼ります。
キッチン・ユニットバスなどの設備機器を設置し、完了です。
※仕上げや工法はほんの一例です。